代表紹介/相続への想い | 越谷 相続・遺言 相談室
私は、ある法務局にて3年間登記相談員をやらせていただいた経験があります。
法務局での登記相談の半分以上は相続登記に関するものです。
登記相談窓口に来る方というのは、「専門家に頼むのはお金がかかるし、時間もあるから自分で登記をやってみたい」という方もいる一方で、「先日親が亡くなり、不動産の名義変更もやらなければならないけど、相続税や役所への手続きはどうすればいいですか?」
という、登記以外で悩まれている相談者さんがとても多いのです。
しかし登記相談員は非常勤とはいえ法務局の職員ですので、申請書の書き方や相続登記にどんな書類が必要かをお教えすることしかできませんでした。税金のちょっとした知識があっても、「税金のことは税務署か税理士さんのところで聞いてみてください」といわなければならない立場なのです。
しかし相続手続で悩んでいる方に取ってみれば、それでは何の解決にもなりません。
「相続のことでこれだけ多くの方が悩んでいるのに、司法書士は専門分野である相続登記以外には何か手助けはできないのだろうか?」そんな思いから私はこのウェブサイトを立ち上げました。
そもそも相続問題というものは、資産内容や家族構成、これまでのいきさつやなかなか表に現れにくい様々な事情などで、どれ一つとっても全く同じ事案というものはありません。
つまり一つ一つがとてもデリケートで、パターン化することが難しいものであると、たずさわる案件数を重ねれば重ねるほど痛感いたします。
そして、亡くなられた方やそのご家族にとってみれば、相続というイベントをどのように乗り越えていくかによって、その後良い関係を続けられるかどうかが決まってしまうほどの影響力をこの問題が持っているといえるのです。
だからこそ相続によって財産やご自分の想いを残される方は、相続に備える方策を事前に講じ、相続が発生して残されたご家族はそれをトラブルなく乗り越えていくための正確な手続きをとることが大切なのです。
私はこれまで得た経験や知識を、可能な限り詰め込んで当ホームページを作成しました。
もしあなたが相続のことでお悩みを抱えているのであれば、当ホームページを活用し、知識を増やしていただければ幸いです。
しかしここに載せていることは、相続手続きの全体から見ればまだまだ一部にすぎません。どのような手続きがあり、どんな点に注意しなければならないかなどを掲載してはいますが、当ホームページの内容だけで最終的に問題が解決することは決してないといわざるを得ません。
より満足のいく解決をお望みであれば、ぜひ当事務所にご連絡いただき、直接お話をお聞かせください。
皆様からのお電話を心よりお待ちしております。
司法書士・行政書士 小 越 潤